公務員を辞めたら後悔する？
元公務員が語る、転職失敗のリアルとあなたがすべき対策とは？

「せっかく転職したのに、入社してすぐに後悔した」
そんな声を耳にすることは少なくありません。


筆者は公務員から民間企業へ転職した際、入社わずか3日で「もう無理だ」と感じた経験があります。

♦転職3日目で「もう無理」と感じた理由

れまでに 公務員 → 中小企業 → 大手企業 と転職を経験してきましたが、最初の転職でミスマッチを感じました。


入社してすぐに感じたのは、「会社のリアルが見えていなかった」という現実です。


実際に体験したことを挙げると──

・初日から「お前はコストの塊」と言われる
・「数字が出せないやつに人格はない」と怒鳴られる
・仕事ができない人は「雑用で貢献しろ」と言われて、入社後1ヶ月間は雑用
・飲み会での「盛り上げ役」を強要される
・雑談すら許されないピリピリした職場空気


これはすべて実話であり、しかも令和の出来事です。


「このままでは潰れる」と直感し、転職からわずか1週間でハローワークに足を運び、再び転職エージェントに連絡しました。


当時は精神的にもどん底でしたし、正直「退職代行を使う人の気持ちが痛いほど分かった」のを覚えています。

ミスマッチが起きるのは、大きく2つの理由があります。


1. 企業の“見えない部分”を知らずに選んでしまう
2. 自分自身のことを理解できていない


たとえば、次の問いにすぐ答えられますか？

・どんな組織文化が自分に合うのか？
・どれくらいの裁量があると働きやすいのか？
・どんな職種だと力を発揮しやすいのか？

♦ミスマッチを防ぐためにできること

このような失敗をしないために、経験者として次のポイントを強くおすすめします。


☑︎ 企業の“空気感”に注目する
給与や待遇だけでなく、「現場の雰囲気」「社員同士の距離感」「カルチャー」に目を向けましょう。


☑︎ カジュアル面談をお願いする
「配属予定チームの方と話す機会を頂けますか？」と聞くのは全く問題ありません。断る企業なら、入社後もギャップが大きい可能性が高いです。


☑︎ 情報源を複数持つ
HP、転職エージェント、口コミサイト、SNS。偏らずに組み合わせて情報収集することが大切です。


☑︎ 「自分がどう働きたいか」を言語化する
自分に合う環境を理解していなければ、どんな会社でもギャップを感じてしまいます。自己分析は不可欠です。



転職の本質は「お互いを深く知ること」に限ります。


簡単に言うと、“企業と自分の相性探し”です。そのためには、自己分析と多角的な情報収集が欠かせません。

「どんな会社が自分に合うのかわからない」
「どんな情報を信じていいか迷う」


そんなときは、信頼できる転職経験者や専門家に相談することが、失敗を防ぐ近道になります。


私自身の失敗経験を踏まえて言えるのは


✅ 転職で失敗しないためには、企業と自分を“深く知ること”がすべて です。

後悔のないキャリア選択のために、ぜひ参考にしてみてください。