転職エージェントはプロなのか?30社使ってみて気づいたリアルな実態

「転職のプロに相談しよう」
某大手人材会社のCMでよく聞くフレーズです。


でも実際のところ、転職エージェントは本当に“プロ”なのか?


これまでの自身の転職活動やコーチングにて30社以上のエージェントと関わってきました。その実体験を踏まえて、転職エージェントの裏側と正しい活用法をお伝えします。

♦転職エージェントは味方?


転職エージェントは一見「あなたの味方」のように振る舞います。
しかし、ビジネスの構造を理解すると、その立場は明確です。

• 報酬は求職者ではなく「企業」から支払われる
• 成功報酬型(年収の30〜50%が手数料になる)
• 評価されるのは「キャリア支援の質」ではなく「入社させた数」。担当者はKPIでしっかり数字を持たされています。


つまり、エージェントにとって大切なのは あなたの未来のキャリアではなく、“確実に企業に入社できる人材”かどうか なのです。


「この求人、すぐ埋まっちゃうので早めに応募しましょう!」


そんな言葉を急かされた経験はありませんか?


これは “誰が最初に求人を紹介したか”で手数料が決まる 仕組みがあるからです。

• 他のエージェント経由で応募されると手数料ゼロ
• だからこそ「早く推薦」したい
• あなたの検討時間よりも、エージェントの成果が優先される


もちろん全員がそうではありませんが、こうした構造を理解しておくと、冷静に判断できます。


転職エージェントのホームページや広告には「無料でキャリア相談」と書かれていることが多いですよね。


しかし実際には、
• 「紹介できる求人がない」と門前払い
• 希望と異なる求人を無理に紹介される


といった経験をする人も少なくありません。


エージェントが優先するのは 「内定が見込める人材」 です。


✅ エージェントに好まれる人材像
• 希望が明確で自己分析が済んでいる
• 大手企業に勤めていて転職回数が少ないなど、”ハイスペ”と言われる人
• 職務経歴書が整っていてすぐ推薦できる


一方、「方向性がまだ曖昧」「まずは相談したい」という人は相手にされにくいのが現実です。

♦転職エージェントは使わない方がいいのか?

ここまで読むと「やっぱりエージェントは使わない方がいいのでは?」と感じるかもしれません。


しかし、結論は逆です。
転職エージェントは“正しく使えば”強力な武器になります。


私自身、応募の際はすべてエージェントを利用しました。
ポイントは「情報を鵜呑みにしないこと」。
• その情報は「誰が」「どんな目的で」発しているのか?
• 自分のキャリアに本当に合っているのか?


この視点を持つことで、転職のミスマッチを防ぐことができます。


転職エージェントは「転職のプロ」ではなく、あくまで「企業の営業マン」。


この視点を忘れずに、求人情報の提供・選考対策・企業との調整など、うまく使えば大きなメリットがあります。


🔑 ポイントは、エージェントを “使い倒す意識” を持つこと。
味方ではなく「一緒に交渉する相手」として付き合うことで、あなたの転職活動は確実に前進します。

【Appendix】
個人的にはエージェントと合わせてキャリアコーチングを併用することも推奨しております。
私のオススメは「 キャリート」です。


✅ キャリートとは?

キャリートは、20代〜30代の若手社会人に特化した転職支援サービスです。
専任のキャリアコーチが、あなたの強みや希望を丁寧にヒアリングし、最適なキャリアプランを一緒に考えてくれます。
「転職してもまたすぐに辞めてしまう…」
「自分に合う仕事がわからない…」
といった不安を持つ方におすすめのサービスです。

💡 キャリートを利用するメリット
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