公務員から民間って難しい?【体験談ベースで徹底解説】
「やりがいは感じない。でも、辞める理由もはっきりしない」
「転職してみたいけど、民間で通用するのか分からない」
安定の象徴である公務員だからこそ、多くの人が同じように悩みます。
私自身も国家公務員として数年働いたのちに、中小企業 → 大手企業へと転職しましたが、
「安定を手放す怖さ」と「挑戦することで得られる自由」の両方を経験しました。
この記事では、私の体験や同期の声をもとに、公務員から民間への転職のリアルをお伝えします。
♦公務員を辞めるメリット・デメリット
まずは冷静に、公務員を辞めるメリットとデメリットを整理してみましょう。
メリット
• 年功序列ではなく、成果で評価されやすい
• 専門性を磨いてキャリアの幅を広げられる
• 自分次第で年収アップのチャンスがある
• リモート勤務や副業など、働き方の自由度が増える
デメリット
• 公務員ほどの「安定」はなくなる
• 成果主義によるプレッシャー
• 転職直後はスキル不足を痛感する場面がある
• 家族や周囲からの反対という心理的ハードルがある
私も当時、公務員という「安定」を手放す決断は簡単ではありませんでした。
ただその安定が、いつの間にか「挑戦しない理由」にすり替わっていたんです。
♦転職で後悔するケース
実際に転職した人の中には、「やっぱり辞めなきゃよかった」と感じる人もいます。
その背景にはいくつか共通点があります。
1. 安定主義でリスクが取れない
「年収は落としたくない」「人間関係も良くないと嫌」──条件ばかりを並べて動いた結果、理想と現実のギャップに苦しむケースです。
2. 周囲の反対に縛られている
「親に反対された」「妻に止められた」という声は珍しくありません。
でも最後に選ぶのは、やっぱり“自分の人生”です。
3. 『公務員しかやってこなかった』という思い込み
実際は「伝え方を知らない」だけです。窓口対応=コミュニケーション力、調整業務=利害調整スキルなど、公務員の経験は民間で十分に活かせます。
私も最初の転職は「条件だけ」で選んだことでミスマッチを感じ、入社して3日目に「辞めたい」と思いました。
準備不足のまま動けば、ミスマッチが生じる可能性は高いのです。
♦それでも転職を決断する価値がある理由
では、「やっぱり公務員は辞めない方がいいのか?」
私の答えは、NOです。
転職には、次のような大きな価値があります。
• 努力次第で年収を上げられる
• キャリアの選択肢が大幅に広がる
• 「自分の力で生きている」という実感が得られる
もちろん、民間はシビアな部分もあり、職種によっては成果が重視されるものもあります。
だからこそやりがいや達成感を感じやすく、挑戦した分だけ得られるものも大きいと感じました。
正直なところ、公務員からの転職は早い方が選択肢は広がります。
私は20代で決断しましたが、今振り返っても「あの時に動いて本当に良かった」と思います。
♦まとめ
公務員からの転職にはリスクもありますが、それは民間から民間でも同じです。
それ以上にこれまでにはなかった 「自分の人生を自分で切り開いていく」 という大きな価値があります。
「このままでいいのだろうか」と思った時点で、それはすでに変化のサインかもしれません。
まずは小さく、自己分析や情報収集から始めてみてください。
もし「自分の場合はどうなんだろう?」と不安を感じた方は、ぜひ一度ご相談ください。
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